自家製酵母


以前から気になっていた「自家製酵母」を飼育中です。
参考にしたのはこちらの本です。
おうちでのーんびりたのしむ『自家製酵母パン』の本


瓶の中のは、リンゴの皮で作った「酵母液」。


で、こちらはオイルコートのない干しぶどうで作った「酵母液」です。泡立っているのがわかりますか?


先週の土曜に仕込んだのですが、リンゴの方は順調ですぐぷくぷくし始めたのに、干しぶどうの方は音沙汰なし。昨日の夜までは「砂糖水に漬かった干しブドウ」以外のなにものでもありませんでした。なのに今朝フタを開けたら、本に書いてあるとおりといいますか、それ以上に元気にバフッっと空気が抜ける音がして、シュワシュワと元気に発酵していました。


本の帯には「すごーく、すごーく、すぐぉーくカンタン」と書いてありますが、建てた酵母液はそのままでは使わず、さらにヨーグルト酵母→元種ときて、パン作りとなるので、実際のところ手間と時間ははかかります。段階をふむのは、雑菌混入をヨーグルトの乳酸でふせぎつつ酵母を効率よく増やすためと思われます。まあ、酵母液、ヨーグルト酵母、元種と揃ってしまえば、毎日でもパンが焼けるくらいになりそうです。市販のイーストは家畜の豚さん、自家製酵母は野生のイノシシみたいなものなので狩りと慣らすのに時間がかかるというところでしょうか?今の悩みは滅菌可能な手頃な大きさの容器が不足ぎみなこと。ジャムの瓶はでは小さくて、梅シロップの瓶では大きすぎるのです。飼育場所の確保も必要です。


肝心のパン種はただ今一次発酵中。夕方に焼く予定なのですがうまくいくでしょうか。


追記
りんご酵母の結果は、イーストとしては問題なし!で、きれいにきめも細かく膨らみましたが、焼き時間がちょっと足りなかったようです。