自分でわかります?

2015年11月8日未明に、持続性心室頻拍を発症し、入院。16日に、カテーテル・アブレーションを受け、翌17日に退院しました。さらに、Q大病院でも検査を受け、心配されていた大きな病気も見つかりませんでしたヾ(・ω・*)ノ。原因の一つかもと言われていた「冠攣縮性頻脈」の可能性も低くなってきて、昨年の発作は、はっきりとした心臓病がなくて生じる特発性心室頻拍に落ち着きそうな様子になってきました。そうは言っても、7月に動悸があったり、少し不安な症状も出ています。この症状なのですが、ホッと落ち着いて、次の行動を起こそうとするときに、生じるような気がします。これは11月の頻拍のときもそうだったので、この関連性の不安感が、最近の悩みでしょうか。

 このひと月は、平穏無事でした。特に11月に入ってからは、なんだかとても快適。数年前から健康診断では、期外収縮は、指摘されていたのですが、自覚はありませんでした。脈を取って下さった看護師さんから「脈が飛んでいますよ」と言われることも多かったのですが、自分では気付かなかったです。その何も知らなかったときに戻った感じ。
 期外収縮は、もともとの調律(タイミング)で心拍が生じると予想される時期より早期に生じる電気的な興奮のことを指すそうなのですが、これが起こるとドキッとしたり、脈が飛んだように感じることがあるそうです。入院のきっかけになった頻拍発作も、おそらくはトリガーとしての期外収縮が、頻拍発生基盤としての心筋にうまい(まずい?)タイミングで入り込んで生じたようです。先生からは、心室にちょっとした先天的な窪みがあって、そこが発生源だったと説明されています。アブレーションによりこの発生基盤はすでに消滅しているので、いくら期外収縮が生じても頻拍発作につながるものではないので、安心してよいというわけです。先生からは何度も、期外収縮自体は心配いりませんと説明されています。ですが、わかっていても、期外収縮があるとやはり、不安になってしまうのですよね。
 診察室に入って「どうですか?その後は」と聞かれて、答えに窮し「症状がない時は、平気です。」と曖昧に答えてしまいました。そんな私の微妙な答えを聞いて、「正直な答えでいいですね。」と先生は笑われたのですが、「(期外収縮の拍動が)自分でわかります?」とも聞かれました。「それが、アブレーション後わかるようになっちゃったんです。」というのが私の答え。
 それには直接お答えにならず「そろそろ二ヶ月に一回の通院でいいと思っているのですが」と先生。おもわずニッコリした私を見て安心されたのか「1月はちょっと病院が混むので、12月は来てもらって、来年一度エコーを取りましょう。」とお話いただきました。

という訳で、次の通院は12月20日です。

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2016年11月21日 記
やっと日記が今に追いつきました〜。