遠足はお家にかえるまで

2009年12月30日(木) 第8日目
16時:関空
22時:福岡空港
23時:帰宅

さて、ルクソール空港で、エジプト・ハラクダシーに見舞われた私ですが、よろよろと関空に降り立ちました。私たち以外は、同じ飛行機で成田空港に向かいます。機内で、両親、妹に別れをつげて、夜8時の福岡行きまで関空内ですごしました。夕ご飯を食べる予定だったのですが、夫もここで、エジプト・ハラクダシーに見舞われ、お茶だけのんで過ごしました。

キンキンに冷えた中、よろよろと帰宅。
卵がゆを作って、お風呂に入り、たおれるように就寝。

翌日31日は食料の買い出しに出かける予定でしたが、体調がもどらないのでずっとお家にいました。買い置いておいた卵とパン、年末にお歳暮でいただいたハムの詰め合わせ、おなじくリンゴや、蕎麦とで年越し。旅行用に買っていたスポーツ・ドリンクの粉末も今頃になって役立っています。ヒトって下痢すると干涸びるのですね〜。気付くと指先がしわしわになっていてビックリです。スポーツドリンクをお湯で溶かして飲みました。これで明らかに水分の吸収がよくなりました。お餅がないのが残念と思っていましたが、これまた旅行用に買っていたチロルチョコのきなこ餅がまるまる残っていたので、これを食べました。

結局、買い出しに行けたのはお正月の2日。やっと、お雑煮が食べれました♪写真も現像できました。

なんだかんだで完全に体調が戻ったのは4日頃でしょうか。年末寒波をいいことに完全に寝正月でした。体調が戻ると、食欲ももどって、とにかくお腹が空いて困りました。こんどは満腹中枢が変になっていたのかもしれません。

旅行中読んでいた本。

武士の家計簿 ―「加賀藩御算用者」の幕末維新 (新潮新書)

武士の家計簿 ―「加賀藩御算用者」の幕末維新 (新潮新書)

小説は、細切れになって集中できなさそうなので、新書にしました。映画にもなるそうですが、映画はかなり脚色されているようです。私は本の方が好み。

ガイドブックは
地球の歩きかた エジプト
薄いガイドブックを旅行社からいただいていたし、必要ないかもと思ったのですが、ホテルの情報とか、遺跡の説明とかけっこう役にたちました。エジプトのガイドブックって少なくて私が行った本屋さんにはこれしか置いてませんでした。

同じツアーのお嬢さん二人は、下の本を持っていました。

エジプトがすきだから。 単行本

エジプトがすきだから。 単行本

帰国後、読みました。

ナイルに死す (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

ナイルに死す (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

物語も1月のエジプトなので、私たちが感じた気候と同じだし、エジプトの描写も素敵でした。アガサ・クリスティの一番の長編なんだそうですが、登場人物がそれぞれ魅力的だったり、愚かだったり、愛らしかったりと、一つの客船の中の出来事にぎゅっと人間の世俗が凝縮されていて読み応えがありました。

おまけ

世界の歴史 1 文明のあけぼのとピラミッド (集英社版・学習漫画)

世界の歴史 1 文明のあけぼのとピラミッド (集英社版・学習漫画)

仕事が始まってすぐ、まだ小学校は冬やすみだったので、同僚の娘さんが遊びに来てました。彼女が持って来ていた本です。実際に見た遺跡が、みたまんまに描写されています。なんだか感動しました。これ読んで行けば良かった。。。彼女は今、エジプトの王様にすごくあこがれているようです。小2の女の子の口からラムセスやらの名前がポンポン出てくるの驚きました。でも、「ふくさんエジプトに行ってたんだよ」と言っても、今ひとつピンときていないようでした。ぷぷぷ。