エリカ&パトリック事件簿シリーズ第3作

悪童―エリカ&パトリック事件簿 (集英社文庫)

悪童―エリカ&パトリック事件簿 (集英社文庫)

「説教師」「氷姫」に続く「悪童」」です。700ページ近くの厚さですが、電車の中で、うたたねすることもなくひたすら読みました。子殺し、病気や不倫、近隣トラブルなどなどてんこ盛り、合わせて1923年から始まる過去の物語、エリカの妹の現在、三つのストーリーが進行しますが、混乱せずに読めるのは作者のうまさですね。でも、シャネット、シャロットのまぎらわしい名前は勘弁してほしかったです。

いろんな方が書いてられますが、全二作と比べて本作が一番読み出がありました。にしても、事件は解決しても、この終わり方は。。。次の作品が気になります。

日本のミステリーも読んでたんですよ〜

楽園 上 (文春文庫)

楽園 上 (文春文庫)

宮部さんの「火車」とかは好きなんですが、超常現象っぽい「魔術はささやく」とかは?なので、これもなんだかな〜な読後感。
八日目の蝉 (中公文庫)

八日目の蝉 (中公文庫)

NHKのドラマを見てから、読みました。映画は見ていません。いろいろとわりきれないお話です。
告白

告白

後味悪し。。。