まあ、大きくなって〜

昨日の日記の「第九軍団のワシ」、実はかなり前に手に入れていました。今は「ローマン・ブリテン四部作」の二作目「銀の枝」を読んでいます。なぜ、読むのがこんなに遅れたかというと、ハリー・ポッターを読み返していたからです。私は携帯版で読んでいるので、最終巻のハードカバーが今年の夏休みにでようかという今第5巻「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」を読み終わったところです。新しい本が出るとまず一回読んで、一巻から読み返すということを繰り返しています。「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」ではハリーも不機嫌な青年の表情を見せて、「まあ、大きくなって〜」と親戚のおばちゃんのような感想。


ここまで読んで、作者のローリングは、「本」を読むこと、「本」というかたち、が本当に好きなんだなあと思います。ホグワーツでは魔法の影響で電化製品などは正常に作動しないそうなので、パソコンなどはもともとないとはいえ、ハーマイオニーの鞄は本でいつもぎっしりだし、調べものは必ず図書館で本を探しているし。本から得る楽しさを知ってほしいという、ローリングのメッセージなのかなと思っています。