草摘み


いろいろ花が咲いています。
が、ラナンキュラスは芽を出さず。一昨年買った球根より増えた球根だったのですが。。。。白菜は葉が巻かないまま花が咲いちゃいました。

そんなへっぽこぶりですが、白菜はつぼみの時に湯がくと「菜の花」と同じく美味しくいただけましたし、茎もみそ汁の具に。少し堅いかなと思ったら皮を剥けば大丈夫。とそれなりに家庭菜園も楽しんでいます。

ちょうど今
有川浩の「植物図鑑」を読んでいるのですが、主人公達が出会うのはほとんどが春から初夏にかけての植物なのでちょうどタイムリーでした。この本、夫がタイトル買いしてきました。「図書館戦争」とか「阪急電車」とかの作家さんです。私も一作は読んでみたかったので、夫より先に読んでしまいました。
まあ、内容は星の数ほどある恋愛小説の一つなんですが、それよりもそこらへんの草を料理したくなります。

植物図鑑 (幻冬舎文庫)

植物図鑑 (幻冬舎文庫)

ちょうど昨日、主人公達と同じように野山に出かけていたので、ワラビを採ってきました。フキやツクシもクレソンも採ろうと思えばあったのですが、フキだけ帰りの直売所で購入。フキの炒めたのが食べたくなったので。。。。
昨日一日で、この本に出てくるほとんど全ての植物に遭遇。
イタドリには少し早かったのか見かけませんでした。実はイタドリのごま油で炒めたもの、随分前に作ってその美味しさに驚いたことがあります。

主人公も絶賛しているので、今年は作ってみます。

身近な植物が絡むお話なら、梨木香歩さんの「からくりからくさ」のほうが好みかも。
「植物図鑑」はちょっと甘すぎるか。。。。。
あと、草摘みを「狩り」っていうのがちょっと肌に合わないのです。もう少し深い山で採る山菜摘みとかキノコ狩り(^^;)までいけば、狩りかも。。。
番外(作中では「カーテンコール」2編)の短編はよかったです。