ほんとうに久しぶりの出来上がった物です。
ちょっとした合間にできていた編み物がここ数年全くできなくなり、間があくとますます手にしなくなりと悪循環でした。こういう細い糸での作品はさらに難しいかと思っていたのですが、編まれていた方のSNSを昨年見つけ、古風だけれどニュアンスのある雰囲気に心を射抜かれました。その時はもう編み図とセットのキットは売り切れていたのですが、6月に再販されて即手に入れました。
編み始めてみると楽しくて実質2週間ほどで編み上げました。途中、目数を間違えたまま編み進めてしまっていて、半分ほどほどきましたが、ちょうど他にも編み進め方にきになるところがあったので、解くのも苦にならず。
作り目と1段目は、慎重にも慎重に。首回りのサイズをゆるくしたくなかったのでケージもとってきっちりサイズを決めました。
キットにボタンも付属していたのですが(上段左の半透明の丸いの)、手持ちのボタンもあれこれ出してきました。
背中部分の真ん中、ぴょこんと盛り上がった部分が特徴のパターンでした。この部分は糸をかなり切るのです。クラシックな編み図なら絶対切らないぞな感じになると思うのですが、引き抜き編みなどで編み目が太くなるのも勿体無いので、ここは編み図通りに。
編みあがり、ブロッキング前もなんだか立体的で魅力的です。色もこれが一番近いです。
ブロッキング後。
うん、満足。
色違いでも編みたくなります。