「タイ 〜仏の国の輝き〜」展


九州国立博物館の「タイ 〜仏の国の輝き〜」に行ってきました。
日本のとは違うお顔立ちや手の組み方の仏様がたくさん。
中でも仏陀遊行像一人々への説法と自己修養のために地方行脚に出かけようとして、正にその第一歩を踏み出そうとする動きのある仏像なんですが、優雅な動きの瞬間を捉えた素敵な像でした。

今回の展示では、なんと撮影できる展示物がありました。
ラーマ二世 の大扉。ただ、撮影可の案内が微妙な位置で、誰も気付いていなくて、誰も撮っていない。。。

撮りました。

高さ約5.6m、幅約2.6m、彫の深さ14cmの木製の観音開きで、樹木と花と実の中に、猿、小鳥、蛙などがたくさん。ムカデなんかも。どれもちょっとひょうきん。木々と花に集う小動物のいる世界は、深い森ではなく、日常の続きにある、お家から歩いて行けるちょっとした散歩道。
一切の生きとし生けるものは、幸せであれ、をあらわしてるのかなあ?

あとでお友達に、サグラダファミリアの門も植物と生き物が作られているから、宗教の概念は違うようで似ていると教えていただきました。

博物館の外は5月の鮮やかさに満ち満ちてます。

青もみじ

シラン

ウノハナ

ミヤコグサ

九国博の北側の里山散策路。お茶室に向って伸びている道は、野趣があって好きなんです。生き物もたくさん。

イシガケチョウ

トックリバチ

シマヘビもいました(クリックすると大きくなります)。