がんばって紡がなきゃ!


昨年の年末に吉祥寺のアナンダさんにゆき、カーダ−(綿用、スチューデント・ミニ)と羊毛を購入してきました。ロムニーナチュラルカラーを3色、各100gと、白はタマネギの皮かウメノキゴケで染めてみてもいいなあと思い200gで、計500g。今年(この冬ではありませぬ)いっぱいをかけて、フェアアイルで夫のベストかなにか編めるといいなあとおもっています。ブルーフェイスとシェットランドは、今の私にはまだ早すぎるような気がして悩みに悩んでしまいましたが、けっきょく購入しました。なかなか来店する機会もないですし、店頭では、kg単位で値段が書いてあるので、その価格だけをみると躊躇してしまうのですが、落ち着いて考えると私が買うのは100g単位なので、全部合計しても2000円いきませんでした。お店の方も、好きな羊毛をつむぐのがいいですよとおしゃってくださったのもあって、購入しました。しばらくは観賞用かなと呟くと、「防虫はきちんとして下さいね」と言われてしまいました。


店内では、紡毛機の講習を受けている方が三人、フエルトの講習の方がお一人いらして、小さな店内はいっぱいという感じでしたが、講習の方がお昼休みで外に出られているときに紡毛機を観察し、講習の方がもどってこられると実際に紡いでいるところをこっそり観察させていただきました。お一人は、スピンドルの経験があるということで、はじめて2時間とは思えない糸を紡いでられました。実際に見て驚いたのは、紡毛機の音が静かなこと、ペダルを踏む音とかもう少し音がするのかと思っていました。それにやはり、紡毛機ははやく紡げるのですね。午前中の分だと思うのですが、かなりの量の糸が巻取られていました。

とはいえ、家にはおくスペースがないので、私は、今は、きっぱりスピンドルでいくつもりです。それに、お休みの間、ネットを徘徊する中で、ダヌシュ・チャルカを自作してみようという気になっています。少し前なら父に頼めばはやかったし、おもしろがってくれたと思うのですが、父も高齢になってこういう作業はおっくうになっているようなので、まずは自分で雛形をつくってみようと思います。それにお友達が綿の紡ぎをしていることが、年賀状からわかったので(こういう共通項ができるとは想像もしていませんでした)、彼女に聞いて、夏は綿も紡ごうかと思っています。