お父さんチャルカ その2

昨日、お父さん作の電動チャルカが到着しました。


   
このようにA4くらいの箱におさまる、はずなのですが、フットペダル、箱が動かないように押さえる定規のような部品、糸巻き関係の部品は残念ながらはみ出しています。


とるものもとりあえず、手近にある羊毛を紡いでみました。苦戦すること30分やっと糸らしいものができました。スピンドルと違って、羊毛がゴムのようにびよーんと伸びる感じが面白いです。手が追いつかないほど早く回ったらどうしようと思っていたのですが、カタカタと丸い滑車(プーリー)の部分がぶれる音にのんびり感がただよって(父はこの音を気にしているけれど)好きな感じです。今、思い出したのですがこの音はハムスターのたまおさんが回し車をまわす時の音と同じなんです♪


フットペダルは便利です。歌膝(片膝を立てて、もう片方はあぐらのように倒す)に座って立てた方の膝のつま先で押さえて、紡いでいます。撚りをかけた糸をつむに巻き取るときは一度回転を止めないとうまくゆかないので、手元スイッチよりこちらのほうがタイミングよくゆきます。


ところでこのチャルカおとうさんの話では、手回しのものと回転が逆になるとの話だったのですが、紡いでみたら手回しのものと同じでした。つまり、単糸ではS撚りなので、双糸にしたときにZ撚りとなります。スピンドルでは単糸ではZ撚り、双糸にしたときにS撚りで紡いでいるので、混ざらないようにしないと。