茶色羊毛半分の5g紡ぎ終わりました


絵は「農場の少年」(福音館)です。ローラ・インガルス・ワイルダーの夫のアルマンゾの少年時代をモデルにしたお話です。ローラは開拓者の娘だけれど、アルマンゾの実家は生活のほとんどを自給できかつ現金収入もあるという裕福な農園主です。この羊毛はメリノで売るというよりはかあさんが家族のための衣類を作るために、とうさんが飼っているのです。


さて、糸つむぎです。克服できるか双糸の課題
・2本の糸をきれに揃えて送らないと、綺麗に縒れない。→この悩みは徐々に解消中
・2本の糸の太さが違うと、太い方に細い方の糸が巻きついたような糸になってしまう。→これは、単糸を均一にするしかないですよね〜


しかしながら、単糸にこそ最大の課題が残っています。あいかわらず糸の太さの割りには縒りが強すぎる・・・(-_-)。今回糸玉にまいたのは、巻くときに縒りを少し戻すという目的もありました。縒りが強すぎるのは、スピンドルを回す力が強いというより、私の作ったスピンドルに構造上の問題があるのでは???と思い調べてみました(理科アレルギーの人は数行飛ばして読んでくださいな)。

1. 同じ回転エネルギーで回ってる物体は、半径が小さいほど運動量が大きくなる。
2. 重さが小さいほど回転させやすい、つまり、軽いほど回転させやすい。


1.は、フィギアスケートのスピンで腕を狭めると回転速度が上がるという現象の理屈でもあります。そこから考えると、今の私の実力では、もっと重い、あるいはホイールの大きなスピンドルを使うべきではなかったか?糸つむぎ奥が深いです。スピンドルは二本あるほうが何かと便利なので、ウーニー2号を作る予定です。幸い、いただいたウニ瓶は二本セットなので、同じ中蓋がそろいます。重さを調節できるようにするつもりです。