刺し子のビブと汗とり 完成


M*Serendipityさんの『Baby Bib』と『赤ちゃんの背中汗取りパッド』の型紙から。

差し上げる方の希望で、「麻の葉」のビブと、背中部分に「背守り」の兎の縫い取りをした汗とりです。

今回は「飛び麻の葉」にしました。キルトのヘキサゴンのようなパターンになりました。六角形(亀甲)が浮かび出て、いい感じです。麻の葉は、見た目以上に、図案を引くのが難しく、とてもとても苦戦しました。60度の斜めの線が入るのが、定規だけで下線を引くのが、難しく、結局、コンパスを使って、型紙を作って線を引きました。

糸が交差するところ(麻の葉の中心の部分)がきれいに放射状に刺せると、きれいなんですが、難しいですね。運針の間隔を調節しないといけなくて、ちくちく縫うと言う訳には、いきませんでした。昔の人は、下線無しで刺していたと思うのですが(チャコとかなかったでしょうし)、どうやっていたのでしょう?ヘラで筋くらいはつけたのでしょうか?

「背守り」は、一筆書きのように、そして糸を無駄にしない一番効率のいい刺し方で本来は刺すのでしょうが、こちらも難しく、ちょっとごまかしています。

ちょっと顔が傾いてしまいましたが、表情が出てる感じなのでまあいいでしょうか。

スナップは、アメリカンホックタイプにしました。

刺し子のビブと汗とり

はまってしまった刺し子の一目刺し。
思い立ってビブと汗とりにしてみました。
晒と、ニット、ダブルガーゼを重ねているので、ふかふかです。

模様は「柿の花」。
規則的で単純な運針の組み合わせで、こんな模様が出てくるのが楽しいです。
このあいだ刺した、「柿の花」のバリエーションです。
縫い目の繰り返しの数を変えるだけで、模様が違ってくるのも、一目刺しの魅力ですね。

M*Serendipityさんの『Baby Bib』と『赤ちゃんの背中汗取りパッド』の型紙から。

思った以上のかわいらしさで、満足です。
差し上げる方の希望で、「麻の葉」と汗とりの背中部分に背まもりの兎の縫い取りをしたのも作る予定です。


30cm角のふきんの大きさでちょうど、ビブと汗とりのカラー部分が作れました。
ただ、最初から作るつもりなら、全部刺し埋めると無駄になる部分が出てしまうので、必要なところだけ刺す方がいいようです。


すっかり梅雨に入って、蒸し暑くなってきました。
お庭のベリーたちも、もう終わり。

マフラー2種

嶋田俊之さんの「シェットランド・レース」から、「波と貝(フードなし)」のマフラーが完成しました。糸が足りなくてフードを編むことが出来ませんでした。残念。

しかも、もう暖かくなっているので出番はありません。

洗ってしまい込みました。

はぎれをつぎはいで春のマフラーも作りました。
寒色系でまとめてみました。
わりと幅をもたせた大判なものにしたのですが、綿ローンなどの薄いコットンを使っているので、肌触りもよく、コンパクトに畳めて今の季節に使い勝手のよいショールになると思います。


「波と貝」のほうは、少しづつすぼまっているので、巻いた時に自然に肩から首に沿います。


裏側の編み地も、綺麗な模様になっています。

キルティング・ジャケット

今年最後のお裁縫。
布を買ったのは一昨年、裁断したのは去年です。
リバティのキルティング生地なのですが、プリントじゃない側が、シルバーグレイのいかにもキルティングの裏という感じだったので、薄手のコージュロイを合わせました。
この生地に出会うのに時間がかかりました。

いいかもと思って用意したリネン・ウールの生地が、大変重く。。。
こちらはこちらでいい生地なので、形にしないと。
こうして宿題が積み残されてゆきます。

柄が裏に来るので、着ると身頃とフードの裏がちらっと見える感じなります。

キルティング生地の柄は、LIbertyの2010年秋冬コレクションで、テーマは「日本」だそう。
渡邉良重さんとのコラボレーション。様々な植物や生き物が描かれていて、色も素敵です。

こんな小さなクモ、発見。


パターン:NHK すてきにハンドメイド 2011年1月号 シンプルジャケット
デザイン:Quoi?Quoi?(コアコア)

4年前に作ったもの

花嫁のお針箱

結婚祝いのお針箱を作りました。
本当にひさしぶりに「花嫁のお針箱」

いろいろ探して、落ち着いた小鳥のパターンを見つけました。
http://ioluli.blogspot.com.es/2012/11/uccellini.html

Zweigart Dublin 25ct という生地にさしています。
この生地の場合、1 over 1 一本取り織り糸一本づつ掬うのが基本みたいなのですが、
2本取りで、織り糸一本掬っています。
ギュギュとなっていますが、単色刺しですし、あえてニードルポイントっぽくしたということで。



毛糸だま2005年秋号に載っているピンクッション(下田直子さんデザイン)を添えて。
このパターン、その後、下田さんの「小さな小さな 贈り物」に収録されています。
玉編みのくりかえしが、何気に難しいですが、やっぱり、このパターン可愛いです。


少しアレンジというか葉っぱを省略しています。
ねりきりの和菓子のイメージです。




以前の「花嫁のお針箱」はこちら。
http://d.hatena.ne.jp/funfunfungi/20081005
http://d.hatena.ne.jp/funfunfungi/20060809

タンキリマメのリースとがま口ポーチ


リースを作りました。
土台は、タンキリマメの蔓。
テリハノイバラ、シロヤマブキ、ゴボウ、ハゼランの実。
これらは、庭に植えていたもの。
佐賀の農道で見つけてヒロハフウリンホオズキ
帰化植物なのですが、ホオズキを小さくしたような萼がかわいらしいです。
去年、ホオズキの葉脈だけ残したドライフラワー(水に漬けて葉肉を腐らせるだけ。)にはまったのですが、これでもできるか実験したら、葉脈から何から腐っちゃいました。なので、そのままドライに。


タンキリマメは、莢がはじけたものもマメが輝いてきれいなのですが、パラパラ落ちてしまうのです。今回は、はじける前の莢が多かったのですが、完全に熟した濃い紫より赤味が強くてきれいです。


そして、2年くらい前から暖めていたホビーラ ホビーレのマーブルポーチ のキット。
やっと完成させました。
口金がかわいらしく、がま口も一度仕立ててみたかったのですが、モチーフ編んで、中袋も編んでというのに重い腰が上がらず。


中袋も、クロッシェです。しかも一段ごとに色替えしたボーダー。
無駄にカワイイです。

ポーチの底ももちろんクロッシェ。


くさり編みのネックレース。
ちょっと思うところがあって試作中。
こういうアクセサリーは、糸の太さ、針の号数、ビーズの大きさのバランスが大事なのですね。