梅雨と台風が同時に来たら

6月1日から4日まで、大阪・京都・滋賀・奈良・神戸と帰省を兼ねてぐるっと関西旅をしてきました。

普段は新幹線一択なのですが、滋賀県が第一到着地ということで、ピーチを使って関空に降り立ちました。LCCの到着する第二ターミナルは倉庫感が半端なく寂しい限りでしたが、京都行きのリムジンバスの始発であり便利ではありました。

関西空港第二ターミナル



3月に退職された同僚の方との旅行だったので、とにかく、ずっと、積もる話をしてました。京都駅でJRに乗り換え、琵琶湖線草津駅には20分ほど。ホテルに荷物を預かってもらって、びわこ博物館へ。この4月から共通の若い知人が就職されたのです。
私が「母と叔母が息子の職場に行くようなもんやん。」と言ったらえらく受けておりました。嫌な顔一つせず職場にも話を通していただき、研修の一環として来館者の案内としていただいたようで、ありがたいかぎりでした。

湖つながりでバイカルアザラシ

カイツブリ抱卵中

オオサンショウウオのおてて

↑全身撮ったのに水槽に私自身が映っていてお手のみ公開。

自然史系だけでなく、歴史や文化の展示もあり閉館時間まで長居してしまいました。
この日は雨にも降られなかったのですが、前日に梅雨入り発表、台風の影響も出始めて、好転する要素は一つもなく…

翌日、雨の中、数年前に退職された上司のご自宅へ。奈良を案内くださるということだったのですが、この時点でそのようなことは無理なほどの降りになっていました。携帯から緊急速報も鳴り始め、お呼ばれというより在宅避難のような状況に…。とはいえ、お宅ではお願いしていた奥様の裂き織りの機や作品を見せていただいて話が弾みました。

裂き織り作品

 

作品までいただいてしまいました。「ポーチにしては口が開きすぎるのよ」と言われていましたが輪針を入れるのにちょうど良い感じで、迷わずこちらを選ばせていただきました。

ちょうど佐渡で裂き織りの機も見ていたので、本当に勉強になりました。降り方もシンプルなものから地模様が出る複雑なものもあり、トートバックに仕立てられたそれは北欧っぽい趣もあり素敵でした。

佐渡の裂き織りの機

午後までゆっくりさせていただいた後、雨も峠を越したのでお開きに。同僚は息子さんのところへ、私は実家へ。このころには警報が解除される緊急速報が…

翌日は、憎らしいほどの青空と爽やかな風。
いとこ夫婦と約束していたので、ランチとお茶で楽しい時間を過ごしました。
いとこのお嫁さんは、元町・三宮周辺は、高校生の頃から庭やねんとおっしゃるだけあっていろんなお店をご存知で、元町観音堂というカフェに連れて行ってもらいました。私は県外の大学に行ったこともあり地元とはいえ知らないことばかり。

 

お店の中に観音様の仏壇?があって、観音様の絵がいっぱい飾ってある怪しい占いの館のような喫茶店。少し並んで入ったのですが、老若男女、いろんな年代のお客さんがお茶を飲んでられてました。名物のデンマークチーズケーキと紅茶のセットをいただきました。チーズケーキの一般的なイメージとは異なる、マドレーヌにスライスチーズ乗っけてオーブントースターで焼いたんでしょという見ため。しょっぱさと甘さが癖になるお味でした。

コロナ禍や弟の転勤もあってしばらくぶりの関西でしたが、楽しい時間でした。
久しぶりのフロインドリーブで、クッキーだけでなくクルミ入りのライ麦パンも買えました。ドイツ製法のハードブレッド、軽くトーストしてサワークリームとjブルーベリーのジャムをのせていただきましたが本当に美味しかったです。