トルコ風スリッパ



ローワン&イエガー・ジャパンのHow To Knitのページのトルコ風スリッパを編んでみました。糸は、DMC Senso HARLEQUIN、コットンとアクリルの混紡です。この糸で去年、かぎ針編みの靴下を編んだのですが、こちら、このたびスリッパに生まれ変わりました。


大変、丈夫な糸で、靴下を編んだ時も何度も編んでは解きを繰り返したのですが、毛羽立ちもなく。なので、スリッパには向いていると思います。編み方の説明に編み地が伸びると書いてあり、実際、一度編んで試し履きをするとみるみる伸びてかかとが脱げてしまうので、4段ほど解いて、伸ばして履く感じにしています。履き口はパターンでは普通の細編みなのですが、「糸2本拾うよろけ細編み」という編み方で処理しました。




お見苦しい写真ですみません。着用写真です。夏に向け、素足に履くのに良さそうです。もう一色、可愛いオレンジ色があるのですが、これもスリッパに編もうか迷っています。2本取り、2玉で編んで少し糸が余ります。棒針なら袋がぎりぎり編めそうですし、携帯用スリッパにも良さそうです。


パターン:ローワン&イエガー・ジャパン, EK.NO.2 トルコ風スリッパ
使用針:かぎ針7号
使用糸:Senso Harequin (DMC) 2玉弱(2本取り)


web上で手に入るパターンで編んでおいてなんですが、昨日、雄鶏社の自己破産を知り、うろたえています。子供の頃、初めて自分のお小遣いで買った手芸本が雄鶏社の大高輝美さんの「コロコロ人形」の本でした。今本棚にあるのは編み物の基礎本、かぎ針編みの本いろいろ、タティング、ボビンレース、オヤ、こぎん刺しなどなど。いつかできるかもと思って買った本が多いです。ネットでいろいろ手に入る時代ですが、紙媒体で存在するということは、文化の大きな砦(大げさですが)でもあると思っているので、とても残念です。