ブリューゲル・レース

ブリューゲル・レースは、一定の幅にブレードを編み、ブレードを曲げながら編みつなぎ、その空間にくもの巣の柄などを編みつけて、模様を構成する技法です。バンド・レースまたはボーゲン・レースとも呼ばれます。

    
   

ブレードを輪につなぎ(これがなかなかに大変でした)、内側を長々々とピコットで埋めた、ごくごく簡単なモチーフです。それでも、内側から外側に編んでゆく普通のモチーフとは違うので編み図をみても???な部分が多いです。


パターンは日本編物検定協会のレース編物技能検定試験3級受験の手引き(1980年版)からです。母から譲ってもらって、3級と2、1級の2冊が手元にあります。ちなみに母は編物検定は持っていますが、レース検定は受けなかったと記憶しています。



この本には、ボビンレースもフィレレースも、ニードルポイントレースも、タティングレースも日本で名前を聞くことのできるレースはほとんどのっています。のっていないのはオヤくらいかも。最新版は2008年に改訂されたようなので、見てみたい気もします。それぞれのレースは数ページで紹介されていて、編み図もあるものの、要点しかのっていないので、なかなかこれだけで独学するのは難しそうです。


ミニトルソーに着せて、ちょっと遊んでみました。チュチュみたいでしょ。