英彦山

福岡県田川郡の英彦山(ひこさん)に登ってきました。福岡では有名な信仰の山なので、登山口のある神社につくと、観光バスでやってきた団体の登山客もあり、家族連れ、ご夫婦、お友達、一人でのんびりといいろいろな方に山道で出会いました。

春のかわいい花にも出会えました。どれも小さな花で気をつけないと素通りしそう。でも、息が上がってちょっとたちどまったときとか、おりてきた急な坂を振り返ったときなどに目に入ってくるんです。

サバノオ
  


    ハルトラノオ
    


    
英彦山修験道の修行の場でもあるので、鎖を使って登ったり、降りたりする場もたくさんあります。ここは「望雲台」にいたる入り口。コースから少しそれていくところなのですが、私は途中で引き返しました。写真ではそんなに急には見えませんが、かなりな急坂というか壁でした。登りきった頂上の先はストンと絶壁になっているようです。コース中にも2カ所ほど、イヤーな汗をかくところがありました。私はちょっとスタミナ不足でのぼりがとてもきつかったです。足があがらないし、おまけに貧血ぎみになってしまって、散々でした。お弁当と夫のスポーツドリンクでなんとか回復。

         
でも、暑くもなく、寒くもない、林の中で(杉花粉ももう終わっていたようす)ウグイスやカケスの声がするなか、すーっとした風に吹かれて、ぼーっと休んでいると、とてもいい気持ちでした。



山桜がちょうど満開でした。最後は、バスの時間が迫っていて、シンデレラよろしく神社の長ーい石段(隣にスロープカーが走っているほど。次のを待ってたら間に合わない)を駆け下りたので、筋肉痛が心配です。