北九州:風師山

梅雨の合間の日曜日に登ってきました。
小森江駅(門司と門司港駅の間)から、小森江子供の森を経て、登山道へ。

林芙美子(北九州出身)の文学碑や、北九州水道産業遺産(大正時代のレンガ造りの貯水槽)があります。


貯水槽のある池の周りにはチョウチョがたくさん。ベニシジミの正面顔はなんか可愛いですね。


ネムノキの花が盛りで、木全体が紅色に染まっていました。最近は、一眼(といってもミラーレス)で撮っているのですが、使い方にも慣れてくると、やはりきれいに撮れますね。奥行き感がコンデジと違います。

山道に入ると、薄暗くて、ジメジメ。梅雨寒で少し涼しかったのですが、じっとり汗ばみます。
キノコもちらほら。

尾根にでると関門海峡の景色が開けます。小森江駅からの住宅地やここからの景色は、なんだか長崎にも似て、ジブリの方々がよろこびそうな昭和な雰囲気があります。

山頂到着。このあと門司港側に降りたのですが、家族づれやカップルにちらほら出会いました。ちょっと前までは山で出会うのは、一人で歩く初老の男性か、おともだちづれのおばさまたちだったのですが、山歩きはやっているようですね。町並みを撮影している男子(一人)もいたりしました。



オカトラノオ
ふっさりした白い花がさわやかで好きです。

地元の方に親しまれている山のせいか、桜やモミジ、紫陽花がたくさん植えてあります。ちょうど紫陽花が盛りで、紫陽花の道という感じでした。

梅雨らしい花として、タシロランにも会えました。葉緑素のない蘭です。

山道を降りると神社があって、道沿いに冷たい湧き水なんかもあり、ホッとできます。

門司港では、食べてみたかった「なごし」の星野村の抹茶をまぶした大福と葛まんじゅうを購入。大変おいしゅうございました。賞味期限がその日のうちになので、おみやげにできないのが残念。