シーボルト記念館と出島

二日目も午前中は雨。
鳴滝塾後にあるシーボルト記念館に出かけました。
紫陽花は、まだ堅いつぼみでしたが、緑が雨に洗われて鮮やか。
特別展では、5月 2日〜6日のみ「シーボルト妻子像 螺鈿合子」の複製ではない本物が展示されていました。



午後は長崎駅皿うどんを食べて、路面電車で出島に。

先生のお庭番 (徳間文庫)

先生のお庭番 (徳間文庫)

少し前に読んで出島でシーボルトが薬草園を作っていたことを知って、雰囲気でも残っていたらと思って来てみました。
ここ数年出島は復元事業が進んでいて、説明や展示も随分充実していました。
展示には川原慶賀の絵がたくさん使われていて、シーボルトの生活の様子も解ります。
小説の「おるそん」、「もるげん(猫の名前)」はここから生まれたのかなと思う絵もありました。



残念ながら、薬草園ではなく単なる花壇でしたが、マス目に区画を区切っていたのが見本園ぽい雰囲気を伝えています。
この頃から、お天気は完全に回復、気温もどんどんあがって暑いくらいでした。



帰りの特急の車窓から。
雲仙。