キラウエア火山

今日は、キラウエア火山と溶岩流と星空を見るツアーに参加しました。



参加者のピックアップのために寄ったホテルのラウンジが素敵でした。このホテルには真っ白なビーチが目の前にあります。ここいいなあ。ショッピングモールとかからは随分離れているので、不便と言えば不便。でも、出不精の私はここで日がな一日読書と編物という休日にもあこがれるのでした。



サーストン溶岩洞窟(サーストン ラバチューブ)”探検。溶岩が流れるうちに外側は固まっても中はまだ液体、中だけ流れさって空間が残ると洞窟になります。この溶岩洞窟の付近には、ハワイ固有の植物であるオヒアの木がたくさんあり、その蜜を吸うアパパネなどのハワイ固有の鳥がいるそうです。洞窟から出た後、頭が赤くて腰の部分の白い小鳥を何羽かみかけたのですが、アバパネだったかどうか?


キラウエアビジターセンターからの、キラウエアカルデラの眺望です。雄大でした。


海岸に移動して、海に流れ込む溶岩流の観察ポイントへ。日が暮れないと、溶岩がきれいに観察できないので、日暮れの中、懐中電灯を持って溶岩の上を10分ほど、水蒸気の立ち上っている方向に歩きます。目印はあるのですが、穴ぼこなど特に柵をしているわけではなく、自己責任で歩いてゆきます。


私のカメラでは、この程度ですが、望遠鏡で海に流れ込んだり、跳ね上がったりする溶岩を見せてもらい大興奮でした。どんどん暗くなり、星が出てくる中、かなりの時間溶岩の上に座り込んで観察できました。水平線のすぐ上に蠍座が見えて、赤い溶岩とお似合いでした。

が、なんということでしょう。
あれほど晴れていた空がみるみる陰ってゆきます。空が半分雲で隠れたかと思うと、シャワーのような雨が降ってきました。慌てて配布されたポンチョを頭からかぶったのですが、暗いのとゴミ袋みたいな薄い簡易ポンチョなので、どこが頭で、手を出すところかさっぱりわからず、なんとか頭が出て片手だけが自由になったところで、てるてる坊主のようになって駐車場に戻りました。同じツアーの方の中にはずぶぬれになっている方もけっこういらっしゃいました。私も下半身はかなりぐっしょり。


これから、マウナケア(4250m)の標高のやや高いところ(2000mくらい)で、星空の観察があるのですが、こんなに濡れて大丈夫かなあと不安だったのですが、途中ABCマートに寄るので、着替えたい人はTシャツとか買って下さいとのこと。私たちは用意してきたすべてを着込み、防寒具も貸していただけたので、少し寒かったですが、支障はありませんでした。月の無い日だったので、天の川と星座と流れ星を堪能しました。星座ガイドの方がとてもすばらしく、レーザーポインターで星をぴしっとぶれることなく指しながら、白鳥座などのおなじみの星座から魚座南斗六星など日本では見ることのできない星座までいろいろ教えていただきました。残念なのは、星が多すぎて教えてもらっても、しばらくするとどれだかわからなくなってしまう星座が多かったこと。


夜の12時にホテルに到着。