段ボール・コンポスター

美しいお菓子のあとでなんですが。


肥沃な土がどうしようもなく不足している家庭菜園を改善すべく、満を持して3週間ほど前に設置いたしました。生ゴミ処理機は私の住んでいる地域では補助も出ていたのですが、電気式のものはなんだかゴミにだすのと使うエネルギーは同じか、かえってエネルギーの無駄遣いなような気がするし、集合住宅なのでお庭に置くタイプは無理だしと、なかばあきらめていました。今年になってちらほら見かけるようになった段ボール・コンポスト、最初はやっぱり集合住宅では無理でしょうと思っていたのですが、じっくり調べてみるとなんだかよさげ。


参考になるwebサイトやブログはたくさんありましたが、 wikipediaで検索した説明が簡潔でした。




念のため、お隣とは一番離れた側のベランダに設置。野菜クズ、ダシがら、コーヒー、ムギ茶、お茶がら、ベランダの植物の枯れた葉っぱや花ガラなんかが、1日、そうですねヨーグルトの空きパック1つ分ぐらい、ほぼ毎日いれています。塩気のないものなら骨以外の生ゴミ、油、卵の殻も入れていいらしいのですが、小心ものなので、入れていません。今のところ、臭いに関してはまったく問題ありません。ショウジョウバエもごくごく最初ヒヤリとしましたが、今は問題なし。段ボールに合わせて、かなりきっちりとしたフタを作ってかぶせていたので大丈夫と思ったのですが、やはりそれでは無防備で、Tシャツの生地などですっぽり覆うことは必須です。写真のは実は短くて段ボールの2/3くらいスポッとかぶせたほうがよいようです。


ゴミを投入しなくても、毎日かきまぜないといけないので、ヌカ床なみに手がかかります。でも、これをしないとダニーちゃんが発生しちゃうのだそうです。また、職場の方のところ(お庭に設置)ではアメリカミズアブが大量発生して「密度効果で個体数は減少してるはずなんだけど、見た目減ってるって実感はないの」とのこと。具体的に説明するとアレなので解説はなしです。

昆布、やわらかい野菜、ダシがら茶がらなんかはあっという間に土にもどります。ネギ類、ジャガイモはけっこうしつこく、トウモロコシの皮や芯は入れない方がいいみたいです。というわけで、不測の事態にはそれなりの備えと度胸が必要なのですが、野菜クズがするする消えていく様子はテトリスみたいで快感です。