おとんアート

週末、実家の神戸に帰省していました。9月になれば少しは涼しくなっているかと思ったのですが、帰省中この夏(秋?)一番という36度を記録しました。

そんな暑さの中、涼しい市立博物館でボストン博物館所蔵の浮世絵展を母と見にゆきました。保存のよさで知られるコレクション、すばらしかったです。浮世絵に人が魅せられる訳が初めてわかったような気がします。和紙の質感、色、線、デザイン、時代を超えてそこにありました。

写真は、記念写真用の美女たち。そばにいた方が「あら、顔はくりぬいてないのね」とちょっと残念そうにつぶやいてられました。

えっと、そんな後になんですが、ちょっと笑ってしまったもの。
父の作った温度計。午前中にもかかわらず、すでに30度超え。

あいかわらず、こまごまと作っている様子。父の偉いところは、新しい材料はほとんど使わず、現役の時の素材をリサイクルしているところ。

今回の帰省では、高校時代の友人にも会えたのもうれしかったです。都合で私が新幹線に乗る前の2時間ほどしか一緒にいられなかったのですが、ランチしながらたくさんおしゃべりしました。彼女の記憶の中の高校生の私は、私自身が記憶している高校時代の私より、ずっと親切でいいヒトでした。そんな彼女のやさしさにちょっとウルッとしてしまいました。