和気あいあいと

これはなんでしょう。


答えは


麦わら帽子越しの日食の様子です。隙間がみんな三日月型に(日食グラス越しにみるのと違って像は反転しています)。大の大人が輪になって、額を寄せ合って地面を見つめています。11時9分


ピンホールで観察した像はこんな感じです。ちゃんと見えました〜。10時55分(食の最大のおよそ1分前)。


今日の福岡は薄曇り、なのに、太陽が90%欠けても意外に暗くなりませんでした。今にも大雨が降りそうな曇り空という感じ。残り10%の太陽のエネルギーの大きさに驚きました。気温も1度ほど下がったんだそうです。でも、今日は湿度も低く、28、9度の涼しい中観察していたので、ぜんぜん気づきませんでした。


こちらも皆で輪になって観察しています♪ 作った甲斐がありました。ちなみに写真の真ん中の人物が手にしている帽子が上の写真の帽子です。観察用にわざわざ持ってきたのだそうです。太陽を視野にいれるのは以外に簡単でした。下を見て筒の影が一番小さくなるようにすれば、自動的に太陽が視野に入ります。


木漏れ日を撮影するために外に出てびっくり、たくさんの人が日食をみていました。お子達はのきなみ日食グラスでしたが、地面にかがんで大きな段ボールを頭からかぶってピンホールで観察している人あり、私のように筒で観察している人あり。縁日の人出のような不思議なお祭り気分が漂っていました。



木漏れ日は、ちょっと微妙。三日月型に見えなくもない?11時16分


おまけ


踊り場の明かり取りの窓。レンガ風タイルの桟の隙間からの陽射し。10時36分

あっ、なぜ私がピンホールの観察にこだわったかというと、もし日食グラスで空を見上げて、たとえ0.001%の確率でも、何かの拍子にグラスがずれて、直射日光を見ちゃうのが嫌だったから。だって、80才まで編み物するつもりだから。目は大事にするの。