鬼押出し周辺


本日は、浅間山周辺を散策しました。まずは、浅間火山博物館で基礎知識を仕入れて、自然歩道を散策しました。このすぐ近くに西武グループ運営の「鬼押出園」という施設があり、そちらのほうが商業施設的には充実していて入場者も断然多そうだったのですが、自然を楽しみたい方は、火山博物館そばの自然歩道の方が、高い位置にあり見晴らしも良くおすすめです。食事も火山博物館に付随した町営のレストランがあるし、お土産やさんもあります。

シャクナゲにはずいぶん早いようでしたが、春の木の花がたくさん咲いていました。


ミネズオウ



コメバツガザクラ


カラマツの雌花(松ぼっくりになる部分)


花ばかり楽しんでしまいましたが、浅間山は、去年活動が少し活発になっていましたが、過去に何度か噴火して、大きな被害も出ています。雲仙の普賢岳火砕流跡といい、この鬼押出しといい、日本は火山国であることを実感できました。こんな荒々しい溶岩の固まりがごろごろしていて、歩道が整備されていないと歩くことさえ困難です。



被害の様子。黒い棒グラフが死者。緑の部分が1783年天明3年)におきた浅間山の噴火の際に流れ出た溶岩「鬼押出し」と呼ばれる部分です。