ジグザク・レース

    
去年編んだ扇模様のボレロの残り糸(1.4玉)で、林ことみさんの新刊からジグザク・レースのマフラーを編みました。


たらーんと垂らすとこんな感じです。緩やかにカーブしているので、巻いて使うほうがしっくりします。
    


本のパターンを少し変えて、まっすぐな辺、本では普通のガーター編みなのですが、すべり目にして、そこから目を拾い縁に長いガーター編みを加えています。糸を使い切りたかったのと、伸び止めと、レースショールの縁編みのはぎ方の一つ「すべり目の半目を拾う」を練習を兼ねています。


  拾い目(表側)
  


    拾い目(裏側)
    


こうして書くとあっさり編み上がったようですが、同じマフラーを2本編めるくらい試行錯誤しました。最初は本の通り85cmを目安に編んで縦の長いガーター編みをもっと幅広く加え、両端を結べるようになんとかしようとしたのですが、なんともなりませんでした。それにガーター編みが太いとおばあちゃんの肩掛け風になってしまいます。今回はそういう方向は目指していないので、けっきょく写真のものに落ち着きました。


幅15cm 長さ約120cm(レース模様で21模様。本では14模様と偶数ですが、奇数にした方が巻いたとき首のうしろにレース模様の山の頂点がくるので奇麗かなあと思って)
パターン:「ニットであったか冬じたく」 林ことみ(文化出版局
使用糸:ホビーラ・ホビーレの タイニー・ネップ 1.7玉(約70g)
使用針:棒針10号


ニットであったか冬じたく 北欧etc.のおもしろテクニック

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