雨のち晴れのち夕立

今日は山登り。湯布院は町をぐるっと山が取り囲んでいます。由布岳が一番有名ですが、他にもハイキング向きの山がたくさんあります。今回はそんな山々でもちょっと地味目の福万山に登りました。


あいにくの小雨模様。晴れていれば見えるはずの由布岳も湯布院の町並みも霧にかくれてさっぱりでした。けれど、山の上は暑くも寒くもなく快適でした。実はこの山、シカがたくさんいるようで小さな蹄の跡や、ヒョイーンという鳴き声、ガサッと気配も感じることができました。ちなみに九州に熊はいません。なので安心。


      
      シカさんが食べた跡


秋の花にも出会えました。
   


   




登山口からタクシーを利用したものの2時過ぎには湯布院の町に降りてきてしまいました。このころには青空が戻って、蒸し暑いくらいでした。私の希望でステンドグラス博物館によってもらい、足湯で一休み。
   


帰りの電車まで時間が少しあったので、茶寮かすみ草でお茶しました。ここでいただいたクレームブリュレが衝撃のおいしさ。上等なプリンという感じの、ふわふわのカスタードクリームの上に砂糖液の薄い層をのせてバーナーでキャラメリゼしたお菓子なのですが、ぱりっとした表面をスプーンですくうのも快く、口の中に含むとそのお砂糖の層がパリッ、スッーと溶けて、ふわーんとクリームの甘さが広がって、とてもおいしかったです。


お店を出ると、ぽつぽつと雨粒が。あっというまにかなりの降りになり、逃げ惑う人々。駅に着く頃にはやんだのですが、なんだかお天気に翻弄された旅行でした。