1毛糸だま単位の時間

1玉(25g)分のメリヤス編み終わりました。

長さを測ったところ8cmありました。少し模様編みのところにも使っているので、縁編みをごく簡単なものにすればあと残り2玉でなんとかなりそうです。

私が糸を買うとき、何玉必要だからという買い方はあまりせず(編む物をきちんと決めていないので)、まあいいよね3000円、えいっと5000円、どーんと1万円と、予算内で収まる分を買うことが多く、大抵は糸が足りん!となるのです。このRowanの糸は、ローワンではお求めやすい価格の部類に入るとは思うのですが、どーんと1万円ができず、えいっと5000円代で購入してます。

このことと、1玉編むのにかかる時間を夫に話すと「楽しみで編み物してるんだから、映画なら2時間で1500円とかなんだし、毛糸1玉○○円でこれだけ楽しめたと考えて、いくら以内でとかあんまり考えなくてもいいんじゃない?」とのお言葉。

あら、これっていい話ではありません?

ついつい糸代と手間を考えると、買えばいくらのセーターになるんだろうかと思ってしまうのですが、逆転の発想かな?

「幸福は一枚のあたたかな毛布」というのは、グレン・サヴァンの小説「ぼくの美しい人だから」の中の広告会社が作ったコピー。このコピー実際のところは、銀行用のコマーシャル用の街頭インタビューでさっぱり「ほんわか」した意見が集まらず、後で作ったやらせコピーなんです。
現実はこうなのかもしれませんし、趣味にかけるお金はやはり頭の痛いところでもあります。
「1毛糸だま単位で測れた時間は、幸福の時間です。時間泥棒にとられた時間ではありません」とモモならいってくれるかしら?