ワックスペーパーのうちわ

 あっとういう間に5月も後半に。
 週末から夏日も出てきて、梅雨をすっ飛ばして夏のような暑さに。先週から、ベランダを掃除しグリーンカーテンを準備して、エアコンを掃除し、夏野菜を植えてと、夏に向けての準備を進めてきました。かと思うと、今日からはまたしばらくはホッとできる涼しい日々が続くようです。

 うちわはイベント等で配られたのをずっと使っていましたが、紙が剥がれて劣化が激しくなっていたのを、骨はまだ綺麗なので貼り直してみました。かわいくて捨てられなかった本屋さんの紙袋に蜜蠟でコートしてみると、半透明なワックスペーパーになって涼しげな感じで満足です。ヒツジやネズミの動物柄が可愛い紙は、「みはに工房」さんが架空の本屋「ミハニ書林」として展開されている本屋袋「牧場」。猫本専門の書店である「書肆 吾輩堂」さんで使われていたものと記憶しています。

www.mihanitextile.com

wagahaido.com

 

 蜜蠟はニホンミツバチを自宅で飼ってられる知人からいただいたもの。オーブンシートにコートしたい紙と細かく砕いた蜜蠟を挟んで、アイロンで蠟を溶かして紙に染み込ませます。手順は簡単なのですが、蜜蠟がアイロンについたり紙から漏れ出たりすると手に負えなくなるので慎重に。

 

 市販のうちわは骨の両側を紙で挟んでいますが、しっかり糊づけしないとあおいだときにカサカサと紙の音がして耳障りです。なので、片側だけ貼っています。もう一本は大事に保存していたヒグチユウコさんの展覧会のチラシを。こちらはしっかりとした紙なのでワックスコート無しでそのまま貼っています。

A4チラシの大きさとうちわの大きさの都合で、横向きになっていますが、仰ぐ時はいい感じの向きになるので、これでいいかなと。