転院しました

 2回目のカテーテル・アブレーションから1年経ち、通院は50日(7週間)に一度と、落ち着いていた4月中ばの診察日。主治医の先生がおもむろに「実は、退職することになりまして」と一言。おもわず、うっと言葉をなくした表情になっていたと思いますが、この病院は地域の中核病院なので、症状が落ち着いてきた今、いつまでも診ていただけるとは思っていなかったのも事実。とうとう来たかというのが正直なところでした。

 ちょうど同じ病院の先生が地域医療に取り組みたいと個人クリニックを病院のすぐ近くに開院されるとのことで、そこを紹介いただけることになりました。

 5月の10連休明けが開院とのことで、開院後すぐはスタッフも患者も慣れていないのでいろいろ混乱しているでしょうからと月末に行くことを勧められました。予約も必要ないので、仕事の都合もつけやすくなりました。これまたすすめられて通院を午後にしたこともあり受付から診察、お会計まで1時間ほどで終了。先生はおおらかな方で、スタッフの方も生き生きと働いてらっしゃいました。

 通院は今のところ一月に一回の予定です。

 今年はこんな感じで通院か、と思いつつ過ごしていた6月末、思いもかけず4月にお別れしたばかりの元主治医の先生から新しい勤務先の病院での診察のお誘いを受けました。今のクリニックの先生と相談して、元主治医の先生の病院は地域的には隣の医療区域になるので、その点万が一救急搬送となっても運んでもらえないといった不便があること、私が不安に思っていた術後4年程度の通院は2回目のアブレーションによってリセットされてしまったわけではなく、かなりいい感じで良くなっているので心配はいらないことなどを説明いただきました(レントゲンを見ながら「シュッとした心臓」と褒めていただきました)。医師としては長期に通院している患者はデータを蓄積するのに貴重と忌憚ない意見もお話しくださいました。

 そうはいっても最初から診てもらっている先生には安心感があるでしょうし、優秀な先生であるのは間違い無いですし、こちらで普段は診察を受けて、検査データを取り、それを持って半年か一年に一度、通院するのがいいのではと提案いただきました。もちろん、元主治医の先生のところで完全に診てもらってもいいですよ、とも。

 というわけで、先生同士で連絡を取ってくださっていて、次回の通院で、どのタイミングで病院に伺うかとかわかると思います。

主治医が元主治医になり主治医に戻ったのか、戻っていないのか…

まだまだ続く通院生活。