犬ヶ岳

特急ソニックに折尾から乗って1時間ちょっと、さらにコミュニティバスで40分、福岡県豊前市求菩提(くぼて)から、犬ヶ岳に登ってきました。


求菩提山を横目に見ながら、キャンプ場のそばを登山口へ



この農村風景も「求菩提の農村景観」として日本の重要文化的景観に選定されているそうです。駐車場の看板に書いてありました。

 犬ヶ岳は、福岡県と大分県の県境に位置し、かつては求菩提山英彦山とともに修験道の山でした。五月には、シャクナゲが有名です。

山道は、新緑がまぶしく、気温もさわやかでした。ただ、風が前日の低気圧の影響かとても強かったです。

犬ヶ岳駐車場→(うぐいす谷コース)犬ヶ岳→一ノ岳→(恐渕コース)駐車場
とぐるっとひとまわりするコースで登りました。



ツクシシャクナゲが美しく咲いています。


咲くと薄いピンクなのですが、つぼみの時はこんなに深い色でした。


こんなシャクナゲが、山頂近くの登山道にはたくさん咲いています。


修験道と言えば、鎖場。今回も、数カ所鎖に捕まって登ったり降りたりするところがありました。

登山のガイドブックに「鎖で右岸をへつり」とあり、「へつり」って何?と思ったのですが、夫に聞いたら「壁をカニのように横になってそろそろ進むことだよ」と教えてもらいました。「へつった」箇所は三カ所ほどあったのですが、一カ所川を渡ってすぐに、足下が小さな崖になっていて、水も小さな滝のようにざんざん流れているすぐそばを、へばりつくように通るのが本当に怖かったです。文字通りカニ歩き。

恐渕から登る方の方が多いようで、登山口出てすぐのところに、
犬ヶ岳は、見かけよりも険しい山です。」という注意書きがありました。


ちなみに、コミュニティバスはこちらです。
鴉天狗のキャラクターのラッピング。反対側は彼のガールフレンド。

今日は100円の日だそうで、40分も乗ったにも関わらず100円。普段は距離に応じて運賃が高くなります。