ほれぽれ

今週はずっと曇っていたように思います。寒かった〜。心をあったかくするものが欲しいというわけで、


年末に業者さんからいただいた卓上カレンダーの写真は、かわいい手のひらに乗るくらいの木彫りの動物達。こういう「ちっちゃい系」に弱い私。実物が見たい!見たい!と思っていたら、運命の出会いをしてしまいました。


成人の日に、福岡市博物館に「ポンペイ展」に出かけたのですが、そこのミュージアムショップに売っていたのです。さんざん迷ってラクダとアルマジロをお買い上げ。東南アジアからのフェアトレードっぽい品物がおいてある一角でした。「ポンペイ展」はすごくよかったです。ローマ帝国が最も繁栄していた二千年前の銀食器やらフレスコ画、大理石の彫像など、火山の噴火であっという間に埋まってしまったため保存状態がきわめて良く、タイムマシンでまさしく当時のローマ帝国に行ったよう。ローマ帝国ってほんとうにすごい文化水準だったのねと実感しました。文字を書く「蝋板」を見ることが出来たことも個人的にはよかったです。時代は下がりますがローズマリー・サトクリフの「ともしびをかがけて」に出てきてどんなのだろうとずっと思っていたのです。二つ折の板の片側にロウを塗って、それを尖ったもので削って文字を書き、そして記述した後は、それを閉じて紐の結び目にロウをたらして自分の指輪を押し付けて封印としたようです。


木彫りの動物達ですが、お腹の部分のT-Lab.という文字から卸元がわかりました。
こちら
なんともかわいい動物達の中で、パンダだけがちょい腹黒っぽいのが笑えます。