マカロンをいただきました。きれいな色とあまーい香り、口の中でチョコのクリームがふんわり解けます。こんなお菓子の工場に招待されたら、大人も子供も夢中になってしまいますよね。
ちょうど読んでいたのがロアルド・アールの「チョコレート工場の秘密」です。「チャーリーとチョコレート工場」というタイトルで映画化もされています。本屋さんで、目に留まって2ページほど立ち読みして、そのままお買い上げ。
チョコレート工場の秘密 (ロアルド・ダールコレクション 2)
- 作者: ロアルド・ダール,クェンティン・ブレイク,Roald Dahl,Quentin Blake,柳瀬尚紀
- 出版社/メーカー: 評論社
- 発売日: 2005/04/30
- メディア: 単行本
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子供向けの話にしては、ブラックなユーモアがきついのですが、私にはとーっても面白かったです。なので、アマゾンでの書評がきついのにちょっと驚きました。実は前の翻訳は絶版になってしまい古本でしか手に入りません。こちらを子供の頃に読んだ方には、登場人物の名前もかわってしまって、なじめないようです。
- 作者: ロアルド・ダール,ジョセフ・シンデルマン,Roald Dahl,田村隆一
- 出版社/メーカー: 評論社
- 発売日: 1988/07
- メディア: 新書
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まあ、私もブルーナのうさこちゃんが、ミッフィーでいろいろ出てきた時にはショックでしたから、気持ちはわからなくないです(オランダ語の本名はナインチェよ♪)。ただ、原作にちりばめられた言葉遊びやちらりと漂う大人社会のブラックな一面などを丁寧に訳した柳瀬さんの訳がそこまで悪くいわれるのも解せません(柳瀬さんのあとがきにも理由はありそうですが)。翻訳本て、原作者と翻訳者が作り上げた、原書とは別の作品なのかもしれません。前の翻訳本も絶版でなければよかったのにと思います。話はかわりますが、図書館で借りた読んだエリザベス・グージの「まぼろしの白馬」という本が子供の頃大好きでした。一時、絶版になっていたのですが、大人になってその復刻版を手に入れることができました。挿絵も文章も同じだったのですが、あとがきに「原作はとても長いので省略した部分があります。」とあり、えーっ、全訳じゃあなかったの!?と思った経験もあります。ちょっとあきらめきれなくて、頑張って原書で読んだのですが、大団円のマリアの結婚式のパーティーの細かい描写などが確かに省略されていました。原書を読むといっても英語以外の言語は無理ですし、児童書でもかなりやさしい文章でないと無理なのですが、あまりにも訳が納得できない時はやはり原書を読んでみるのがいいのかなと思います。
- 作者: エリザベスグージ,ウォルター・ホッジズ,Elizabeth Goudge,石井桃子
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2007/01/16
- メディア: 単行本
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