カラムシの糸


ほんの少しだけカラムシから糸をとりました。こんな植物です。日曜日に散歩で自宅の近くの斜面にカラムシがいっぱい生えているところを発見。道すがら、二本ほど切って、持ち帰りました。ところで、カラムシってイラクサ(刺草って書く)の仲間なのですが、刺はなく素手でさわっても平気でした。ただ、よく似た種類も多く、その中にはトゲのあるものもあるので気をつけなければ。


     
ここからはまだきちんと調べていないので、自己流ですが、葉っぱをとって、皮を剥いて水にさらします。これが面白いようにするする剥けます。これなら昔の人が糸をとったのもわかるような気がします。で、木の板の上で、外側の茶色い皮をこそげとってゆくと繊維だけがのこりました。


  
かわかして、よって糸にしました。濡れている間は、やわらかくて艶もあっていい感じだったのですが、乾くとバリバリに、糸というより紙のようです。なので、七夕飾りの紙縒りにでもしようと思います。