花言葉は「夢かなう」


サントリーのブルーローズ アプローズ
アプローズという名は「喝采」、花言葉は「夢 かなう」。定年退職される上司に贈りました。今日が最後の会議だったのです。

えっと、男性の中には花(束)をもらうことをイヤがる方がいる、ということをここ数年何回か経験しました。照れとかそういうことではなく、本当にイヤみたいです。近くにいる女性に押し付けて、なにがなんでも持って帰らないというのも定番みたいです。しかたなく受け取った彼女が家に帰って、ラッピングを解いたら花束の中に寄せ書きが入っていたという笑えない、お話も。。。

今回、お渡しした上司は、お花好きでそんな心配は全く必要ないのですが、すっかり花束恐怖症になっているワタクシ。花束はやめて、バラ一本にしてみました。

そもそもバラには、青い色素を作るために必要な遺伝子が存在していないそうのですが、サントリーは、パンジーから青色色素に関わる遺伝子を摂り出し、その遺伝子をバラに組み込むことで、青いバラの開発に成功。最初はペチュニアの青色色素に関わる遺伝子を組み込んだものの発現せず、最終的な開発期間は20年。そういう意味では、「挑戦」の想いもあり、男性向きの花であるようにも思います。→あっ、お花には冊子が添えてあり開発秘話等が素敵に書かれていて、説明せずとも上司や奥様にも私たちの気持ちが伝わるはずです。

写真を見ると、「 紫のバラの人 」 の薔薇ってコレ?
と思ってしまいますが、アプローズ は、バラ自身が青い色素を作り出しているところが、ポイントなんです。

ただ、九州は遠かったみたいで、ちょっと、花びらが傷んで届いたのが残念。関東の農場で栽培されていたら、輸送に二日かかるんですよね。しっかりした箱に入ってやってきたのですが、お渡しするときはちょっとクッタリしてしまっていました。

香りは、素晴らしいです。甘すぎず、爽快な香りでした。色よりも、香りのよさに皆、感動されていました。