粉もん

二月も終わりというのに、手袋は進んでいません。指をちまちま編んでいます。


    
ところで、封をあけた小麦粉もそろそろ使い切らないとヤバいかもという焦りもあり、パンの値段の高さも気になる日々でもあり、粉もんにはまっています。一昨日の夕ご飯はお好み焼き。今日、土曜の朝はピザを焼きました。


昨日の夜に粉をこねて発酵させておいたものに、生のトマトと、青いトマトの自家製ピクルスと、ソーセージにチーズをのせました。


    


職場で生の金柑をいただいたので甘煮も作りました。一度茹でこぼしたあと、入れておいた切り目から種を抜くのですが、失敗して実ごとにゅるっと出てしまいました。なので、ころんとしたまんまるの甘煮にはなりませんでした。私は紅茶に入れたりして使いたかったのでお砂糖はグラニュー糖、ショウガとシナモンスティックも入れています。他の方は三温糖で煮てられました。こちらは、お茶うけにぴったりのやさしい味でした。お庭の金柑は売られているものより苦いので、好みで茹でこぼす回数を増やすとよいとも教えてもらいました。ただ、その分フルーツ感が減るので、苦みは金柑の持ち味なので、好みで選んでねとのことでした。


最近、お砂糖を極端に嫌う方がいらっしゃるのですが、なんだかなと思います。現代人は糖分を撮り過ぎなのは事実と思うので、摂取量を減らすことに異議はないのですが、白砂糖(ショ糖)の代わりにてんさい糖や粗製糖、果糖などを使うようにしているというのを聞くと、なんなんだ〜!と正直思ってしまいます。それくらい気を使うなら、ショ糖分は野菜や果物(成分表などみるとその糖分の多さに驚きます。市販の野菜ジュースなどは糖分無添加のものでもとても多いです)、蜂蜜(花の蜜の主成分であるショ糖をハチが自分の酵素で分解したブドウ糖などですが)に含まれている分のみで摂取していますというくらい徹底しないと意味がないと思います。この手の記事にはミネラル分についての記述がかならずあるのですが、ミネラルの摂取も期待できるほど糖分を摂取すると大変なことになってしまいそうです。野菜とかで充分取れますって。工業的に精製されたショ糖を避けるという意味で気を使うなら、現代人の味覚で甘いと感じる製品やお酒やときには料理素材もほとんど避けなければいけないように思います。糖質は日本の生活であれば穀物などで十分摂取できると思うので、過剰に取らないように、食の楽しさを失わないように(ショ糖を全く使わない菓子職人はいないと思うのです。)、バランスよくとることを考えないと思うのです。