明けましておめでとうございます。


  


夫の実家より帰ってきました。
今年は、まずは長野県は松本で待ち合わせ。みんなで温泉に泊まりました。私たちは新幹線で小倉から名古屋に出で、特急「しなの」で松本入り。冬山登山の大きなザックを背負ったグループもいらっしゃいました。松本城は、年末のお休みでもう入れなかったのですが、周りを散策。外国人の観光客も多く、お堀ではなぜかカモより、巨大なコイにみなさん夢中。


その晩は温泉でくつろいで、翌日は善光寺にお参りして、おそばを食べて、夫実家へ。晴れて風もなく、体感的にはそんなに寒くはなかったのですが、足下は大きな霜柱、目線を上げると山々は雪化粧。


晦日から、二日まではお家で、のんびり。うどんを打ってもらったり、トランプしたり。夫の実家はお重に入ったおせちは作らないのですが、松前漬けやら、お煮染めやら、ごちそう漬けでした。関西育ちの私には目新しくて、いろいろインタビュー。スルメの出汁というのが今年の収穫。松前漬け(スルメ、昆布、ニンジンを細切りにして、酒みりん醤油に漬け込んだもの)は教えてもらってから毎年作っているのですが、私はスルメは身の部分だけを使っています。よけた足はあぶって食べていたのですが、今度はこの足で出汁をとって里芋を炊こう。実家でもイカと里芋の炊き合わせはよく作っていて、子供の頃から好きだったので、おいしいはず。お餅を大根おろしと納豆と和えた「からみ餅」もおいしかったです。


九州ではリストウォーマーで事足りていたのですが、さすがに群馬は寒そうだったので、出発前日にミトンを編みました。高崎市内は雪もなく青空が広がっているのですが、みなかみの方に行くと、ある場所を境に、雪に覆われてしまいます。このミトン、風がなければ温かいですが風があるとすーすーします。次の冬にはサンカの手袋ができているはず(^^)なので、雪でも平気なはず。帽子も実用としてあると便利なので次は帽子も編んでゆこう。ちっちゃい青いのはお義母さんが編んだTちゃんの指なし手袋。赤い糸のアクセントがかわいいです。私が写真を撮っていると「ぐるぐる編んだだけでなんの工夫もないのよ」とおっしゃっていましたが、なんの、親指のところの増やし目とかとても参考になりました。


3日は、帰りの飛行機まで少し時間があったので科博の「菌類のふしぎ」という特別展示をみてきました。写真撮影はOKだったのですが、人が多くて、多くて、疲れちゃいました。写真はコウジカビ二2種(A. オリゼーとA. ニガー)。顔の周りの丸の色が黄色と黒で違っています。あっ、お餅からつくる麹仕立ての甘酒の作り方をお義母さんに聞くのを忘れちゃいました。今度、聞いておかなきゃ。私はこちらの酒蔵開きの時に買う新しい酒粕を溶かしただけの簡単甘酒しか作ったことが無いのです。市販のは甘みが強すぎて好みではないのですが、自分で作るとそのあたりが調節できるのがいいのです。


今年もよろしくおねがいします。