アンミ・ビスナガ

ことしも心臓をモチーフにカードを作りました。

「抗不整脈剤として有名なアミオダロンは、セリ科のアンミビスナガ(Ammi visnaga)から抽出された薬効成分ケリン(Khellin)に由来する。ヒトは天然の薬箱を、科学によりその可能性を最大限に引き出している。」

白い花がアンミビスナガで、赤い実はニワトコの実です。ニワトコの花言葉は「情熱」なので、主治医の先生の座右の銘「熱血」に通じるかなあと思いまして、というのは後付けで、白い花だけだとさみしい感じがしたので、添えています。天然の薬箱うんぬんは、サイモン・シン代替医療解剖」原題:Trick or Treatmentのなかの「ハーブ療法の真実」から引用しました。

代替医療解剖」には、無数のハーブが主流の医療に組み込まれている事は明らかだが、ハーブ療法のかなりの部分が今も代替医療(主流派の医師の大半が受け入れていない治療法)と見なされていることは強調しておかなければならないと、書かれています。うん。残念ながら、まったく効果がないか、悪くすると悪影響がある自然療法もあるようで。

アミオダロンが、植物成分に由来するからといって、アンミビスナガを煮だして用いるわけでは、もちろんないです。ただ、かなり前に卒業できたとはいえ一時は一生飲み続ける必要性も指摘されていたので、お庭に苗を植えてお守りがわりにするくらいはいいかなあと思っています。種もたくさんとれたので、来年は実生から咲くことを願っています。イングリッシュ・ガーデン、バタフライ・ガーデンを目指す?

経過観察の通院は二ヶ月に一度続いていますが、それ以外は何ら生活に制限はありません。運動は強く勧められています。