博多座でワンピース

この日記は実は16日に書いているのですが、実は14日に一旦記事を上げたんです。
夜の9時20分頃でした。。。
そのあと熊本地震の前震があったせいか、どこかに消えてしまいました。
16日の未明にさらに大きな地震があり、こうした中で観劇の感想を書くのはどうかと思ったのですが、公演はその後も行われているし、演じている方のお芝居にかける思いを考えると、ひとときの夢の時間を書いておくのも、こうした時にも必要かなと思います。


博多座は、広くて音響もよく、ワンピースのような大掛かりな演出にはとてもよいそう。歌舞伎は高校生の頃、体験学習で「曾根崎心中」を見ただけです。


3階席で鑑賞しました。
花道はよく見えないのですが、舞台全体は見渡せ、宙乗りに関しては特等席かな?

猿之助さんのルフィは可愛らしく、ハンコックはとても綺麗。
ボン・クレー役の坂東巳之助がとてもいいお芝居をされていました。
目を奪われたのが、つる役の市川門之助さんの立ち姿の美しさ。
文字散らしの打ち掛けも美しく、ついつい目がいってしまいました。

伝統的な歌舞伎の演目へのオマージュのような演出もあり、おもしろかったです。
義経千本桜」「白波五人男」「勧進帳」とか?



一幕最後は、金のリボンと紙吹雪が吹き出す演出。
休憩時間に一階まで拾いにいっちゃいました。
夢の時間の欠片として大事にします。


2幕最後は、役者さんが席まで降りてくる演出なのですが、3階まで坂東竹之助さん(たぶん)が来てくださいました。ハイタッチしちゃった。つぶつぶ軍手?の大きな手が印象的でした。
記録より記憶な思い出になりそう。


観劇の後に、お隣のリバレイン内のブルックリン・パーラーで食べたアイスクリームののった「丸ごとアップルパイ」
休憩を入れて4時間ちょっとの長い公演でしたので、つかれも半端なく甘いものがおいしかったです。