Q大病院初診

 2015年11月8日未明に、持続性心室頻拍を発症し、入院。16日に、カテーテル・アブレーションを受け、翌17日に退院しました。積極的には疑っていないけれど心サルコイドーシスという難病が隠れていないかPET(陽電子放射断層撮影 ポジトロン・エミッション・トモグラフィー(Positron Emission Tomography))という検査を受けるために、Q大病院を紹介されました。

 9時に病院へ。玄関の本日の予約2000人(くらいだったと思います。)という数字で気分が萎える。

 初診受付で、手続きをして診察カードを発行していただく。その後、循環器の受付に行き、少し待って、初診の問診を医師から受ける。その後、血液検査、レントゲン、尿検査、心電図、エコー等の指示を受け、いろいろ回りました。血液検査などは120人くらい待っていて、採血窓口も10カ所近くあって、看護師さんの手技は丁寧でしたが、流れ作業的な印象を拭えず。ただ、心電図やエコーの検査まで進むと、検査を受ける人がさほど多くないせいか、そういう印象はなくなりました。仰向けになる場所では、天井にディズニーキャラクターのイラストが貼ってありました。大学病院という場所柄子供の患者も多いのかもしれません。エコーの検査で検査技師の方が「?」という表情をされて、プローブを同じ場所になんども押し付けるので、ちょっと不安になりました。

 すべての検査を終わって、最初に問診を受けた診察室が並ぶ一画に戻ってきたのですが、どうも、その隣の区画で待っていないといけなかったようで、呼び出しを何度か聞き逃したようです。午前の診療が終わろうかという頃、看護師さんが呼びにきて下さって、ようやく紹介先のH先生のところに案内されました。「T先生は優しい?」と聞かれたのですが、優しいとはちょっと違うなあと思い「はい、てきぱきと判断下さいます。」とちょっとちぐはぐな返事をしてしまいました。不整脈の説明や、先ほど受けたエコー検査で右心室の動きが少し弱い印象があるとの私の状態から考えられる原因と必要な検査を、紙にわかりやすく書いて下さいました。造影心臓CT、造影MRI(これは入院時に受けたので改めて受ける必要は無し)、PET検査で、心サルコイドーシス、不整脈原性右室心筋症、拡張心筋症の可能性の有無を調べますとのことでした。PET検査を保険適用で行うためにも、他の検査で診断が確定できないということが必要なのだそうで、約3ヶ月前までにこれらの検査が必要なのだそうです。造影心臓CT検査は1月20日、PET検査は2月4日、結果説明は2月10日になりました。検査の注意事項等いろいろ説明を受けて終了。お会計は、自動支払機で。これまた支払機ずらっと並んでいて、銀行のATMコーナーのようでした。

 ロビーにシアトルズベストコーヒーがあったので、キャラメル・ラテと巨大クッキーで、昼食。朝飯抜きだったのと初めての病院で緊張していたので、しみじみとおいしかったです。
午後から、出勤。

これまでの経過はこちらから

2016年10月15日記