フレンチスリーブブラウス



1玉弱残っていたコットンクオーレでヨークを編んで、布と合わせてブラウスを作りました。ホビーラ・ホビーレにクロッシェ・ブラウスのパターンが2種類あって可愛いのですが、どちらもノースリーブなのです。小さくても袖がほしいなあと思っていました。布は110cm幅で50cmしか買っていなかったので、最初考えていたラグランスリーブにすることはできず、シンプルなフレンチスリーブにしました。斜めから写真を撮ってしまったようで、左右の袖の位置と大きさがずいぶん違って見えますが、実際はまっすぐなんです。


布を裁つ時に襟ぐりはくらずにおいて、肩を縫い合わせたあと、編んだヨークをのっけて表側からまつりつけました。ここが一番大変で何度かやり直しました。そのあとひっくり返して、ヨークの形に合わせて、襟ぐり部分を縫い代を考えて裁ち、折込んでまつりつけました。恥ずかしながら、表と裏のアップです。




夏物のクロッシェは、涼しげな模様編みでも、実際はかなり重くなり、着ても暑いのが難点。でも、やっぱり編みたいし着たいなあと思います。こういうふうに部分的に使うと編み上がりも早いし、涼しくて実用的です。以前、身頃が布で、袖の部分がモチーフのラグラン・チュニックを見かけたごとがあって、とても素敵でした。ただ、自分では製図やら仕立て方がわからないので、あみものとお裁縫を組み合わせた着るものを集めた本があるといいなあと思います。

こんなことを思うのも実は、雄鶏ショックの後、私がよく利用する中くらいの規模の本屋さん(2店)では、編み物本そのものをあまり置かなくなってしまったようなのです。去年だと、バッグや帽子の本やレースの本がそれなりに並んでいたのですが、今年は表紙を見せて並べられているのはソーイングの本ばかりになってしまいました。編みもの本は背表紙を向けた並べ方で、あきらかに縮小されています。大型書店ではそういう印象は受けないので、一時的なものかもしれませんが、秋に向けての動向が気になります。


残りはこれだけ。シュシュでも作ろうかしら?

  • 参考パターン:ヨーロッパの手編み2008春夏号 No.6 モチーフつなぎのノースリーブプルのヨーク部分のみ

クロワッサンという雑誌[1994年5/10号( ^^;)]に載っていたフレンチスリーブワンピースの製図をアレンジ

  • 使用糸:コットンクオーレ 1玉弱(30gぐらい?)
  • 使用針:かぎ針3号