The Shop on Blossom Street

The Shop On Blossom Street

The Shop On Blossom Street

2月から、ながながと読み続けて、昨日読み終わりました。この間、日本語の本は読まなかったのですが、3冊ほど読みたい本がたまって辛かったです。読むと挫折しそうで、ぐっと我慢しました。幸い一章一章が短いので投げ出すことも無く読了しました。ちょっと、出来すぎな結末なんですが「そんなん、あるわけないやん」と思いつつ、途中うるっとしたところもあり、惹き込まれて読みました。結局、途中からは辞書はあまりひかずに、わからない単語はすっとばして読みました。そのせいか、4人の女性のものがたりが一章づつ交互に語られるのですが、私の登場人物への共感や思い入れの度合いによって、理解にかなり差が出てしまいました。Lydia(なんてたって主役です)>Carol(思い込みが強すぎてついていけない部分あり)>Alix(どんどん普通の女の子になっていくところが素敵なのですが、生い立ちを考えるとそんなにスムーズにゆくのだろうか?)>Jacqueline(冷えきった夫やAlixのとの関係の修復過程が今ひとつ非現実的で。)


と辛口なことをいいつつも、素敵な言い回しもあったり、編み物教室という場で出会った4人がすこしずつ関係を深めて友人になってゆくところなど、読むのは楽しくて続編も読むつもりです。