The Shop on Blossom Street

まだ、5章までしか読んでいないのですが、読み終わるのを待っているといつになるのかわからないので、紹介しちゃいます。編物リングの「ユチコの編み物記録」さんの1/31のブログを読んで、その場でアマゾンで購入してしまいました。もちろん、送料無料を狙い続編も購入(←読めるのか?)。

   
   


毛糸屋「A Good Yarn」を開いたLydiaと、彼女が募集した編物教室に集った3人の女性をめぐる物語です。作者のDebbie Macomberさんは大変多作な作家さんで、このシリーズももうすぐ4冊目が出るようです。MacomberさんのHPはこちら


1章が5ページ程度と短く、文章もわかりやすくて、わからない単語はたくさんありますが、読みやすいです。英語の勉強で読んでらっしゃる方が多く、編物に興味の無い方も楽しんで読んでられるようです。読んでわからない単語は、印をつけておいて(本に書き込みをするのは好きではないのですが)、後で調べて、2度読みしていたのですが、物語の先が気になって、主人公に対してプラスの感情をもたらす意味か、マイナスの感情をもたらす意味を持つかがなんとなくわかれば、すっとばして読んでいます。通勤の電車で、1章読めるか読めないかの早さで読んでいます。紋切り型の表現が多いのと、登場人物達が思ったことを、思った通りに言葉にするので(^^)、なんとか誤解なく読めていると思います。あと、Harry Potterの3巻に出てくる呪文の「ridiculous」とか、見ていないのですがドラマ「デスパレートな妻たち」の「desperate」といった単語に出会って、おーっと思ってしまいました。


主人公たちが抱える問題はなかなかに重いものばかりなので(病気、夫婦間の問題、幼児虐待とか、差別・階級意識とかも見え隠れしてます)、表紙の絵のようなほんわかしたばかりのお話ではないようなのですが、彼女達の明日が気になって、ページをめくってしまいます。


さらに、編物をする人ならにっこりできる、編み物に対する思いとか、糸やら道具、編み方のうんちくがいっぱいです。ところで、Lydiaの編み物教室の最初の作品が、ベビーブランケットなのですが、これでは生徒さんが限られちゃうのではと思ったのですが、アメリカではボランティアやチャリティーで編み物をすることも多く、Lydiaはそんなボランティアの一つLinus Projectも視野に入れているんですね。実際にある団体でびっくり。


The Shop On Blossom Street

The Shop On Blossom Street


3/24読了しました。感想はこちら