飾り山

いつもでしたら、博多祇園山笠の追い山(7月15日)の頃が梅雨明けの目安なのですが、今年はとても早い梅雨明けで、七夕も雨ではありませんでした。


博多を代表するお祭りである博多祇園山笠の飾り山です。軽く10mを超えます。博多人形師の方が毎年つくられるそうです。お祭りの最後の日の明け方、櫛田神社で行われるタイムレース「追い山」に使われる舁き山(かきやま)がさらにこれとは別にあります。
  


       
「表」は、牛若丸と弁慶なのですが、その裏側の「見おくり」はコナンです。こちらに越してきて初めて見た時は700年の伝統を背負うお祭りにもかかわらず、この割り切り方にびっくりしました。もちろん全部がそうではないのですけれど。ドラえもんゲゲゲの鬼太郎、ワンピースなんかも常連です。最近は福岡ドームにも立つそうなのですが、去年のタイトルは「投打走男鷹(とうだはしるおとこたか)」で、ホークスの選手やら王監督やらのお人形がにぎにぎしく飾られていたようです。今年は「優勝一直線与華桜門(ゆうしょういっちょくせんよかろうもん)」だそうです(笑)。