いそぎんちゃく

    
去年、帽子を編んだ笹の糸が、1玉半余っていました。何か作ろうとは思ってはいたものの、そのままになっていました。編み物をまめにするようになって、あまり糸もじりじりと増えていっています。最近は、新しい糸を買うのに罪悪感が出てくるほど。ならばとしばらくはあまり糸の消費に時間と知恵を費やそうと思います。


あまり糸の場合、足りないからと言って買い足しては本末転倒。でも、やはり編みたいものを編みたいではないですか。この糸でどうしても編みたかったのが、去年の夏いろんな方が編まれていたうろこバッグ(ヨーロッパの手編み2007 春夏号)の「うろこ」です。


うろこバッグのミニチュアというか、まんまるに編んで巾着ぽくしてもかわいいのではと思って編んでみたのですが、結果は惨敗です。うろこを1段編んだ時点で、2段目のうろこは編めそうにないことが判明。この「うろこ」思いっきり糸をくいます。しかも、夫に「それ、いそぎんちゃく?」と言われてしまいました。なんとかならないかとバック細編みを縁に施してカゴにしてみましたが、気に入らないのです。盛られているのは次のあまり糸たちです。4玉あります。knittyのLace ribbon scarfを編む予定です。いそぎんちゃくの方は、解きつつ大きさを変えて再チャレンジ中です。