お父さんチャルカ その1

夕方、写真が送られてきました。実家の父が作ってくれているチャルカです。Cigar Box Charkha (Winter 1996 issue of Spin-Off)の仕様書こちらからダウンロードできますといくつかの写真から作ってくれています。父は糸車は見たことがあるのですがチャルカは見たこともありません。娘への愛ですね。スピンドルの部分はちょっと短くしてもらうので、手元に届くのはもう少し先です。


   


でもね〜、おとうさーん。私が欲しかったのは手でくるくるまわすチャルカで、電動チャルカが欲しいなんて一言もいってないのですけれど〜。市販のチャルカと部品の位置関係がちがうのは電動に設計変更したゆえだそうです。


電話でなんどかやりとりしたのですけれど、「それでなー、電動式にしといたで。そのほうが楽やろ」と嬉々として話す父にはなにもいえず。父が不在だった時にこっそり本音をもらした弟は電話口で爆笑。母もケラケラ笑っている様子。


父はここ数年、腰を悪くしていて、好きなDIYもご無沙汰だったのですが、去年くらいから身体とうまく折り合いをつけているようで、実家に帰るたびに父の怪しげな創意工夫あふれた作品が増えていました。おかんアートならぬオトンアートです。まあ、おとうさんのは実用品が多いので使えるだけ救いがあるでしょうか。襖紙を張ったカルトナージュもどきの小物入れ各種とか、停電すると点灯する非常灯とか。


糸巻きに巻き取ることもでき、糸巻きはとりはずすと、本体は畳んで収納可能。スイッチは、押している間は動き、離すと止まる手元スイッチと、フットペダル式のスイッチの二種類です。糸巻きも何個か余分に作ってもらっています。


なんだか決定的な設計ミスとかありそうなのですが。。。


つづく!