去年の12月に試したサクラ紅葉染めですが、落ち葉を一袋冷凍保存していました。今回はその冷凍落ち葉を用いてまたまたガーゼを染めてみました。染め方は同じで前日に煮だし、翌日染めというものです。
左から順番に、１：昨年の12月に染めたもの（布の下処理なし・媒染なし）。今回染めたもの２：布の下処理なし・媒染なし。３：豆乳による下処理・媒染なし。４：布の下処理なし・みょうばん媒染。５：豆乳による下処理・みょうばん媒染。一つの鍋で（２と３）→（４と５）という順番に染めました。
ピンク色（左から２番目）は今回かなり薄くなっていました。葉の量も少なかったからかもしれませんが、やはり新鮮な落ち葉のほうが、桜のあの魅力的なピンクの発色はよいようです。みょうばんで媒染すると黄味が強く出るようです。同じ材料なのにこれだけの種類の色が出るなんて驚きです。
豆乳による布の下処理も１２月に行ったものをそのまま乾燥させて置いていた（放置していたともいう）ものです。１２月に染めたときに比べ染めむらがほとんど出ませんでした。下処理は染める前の日とかではなく、少し余裕を持ってしておいた方がよいのかもしれません。
