桜紅葉・タマネギ・ウメノキゴケ

  
サクラの紅葉した落ち葉で染めたコットンのガーゼは、ウールの手紡ぎ糸をポイントに縫い込んでミニマフラーに。糸は前の冬にビワとウメノキゴケで染めたものです。ビワの色はサクラの色より少しオレンジ味が強いのですが、相性が良いです。染めただけでは「いかにも医療用ガーゼ」感が、ふとした瞬間に漂うので、工夫しました。


タマネギの皮は、黄土色っぽい黄色に染まりました。下処理なしでミョウバン媒染です。コットンでこれならウールはどれほど染まるのでしょうか?こちらは、三つ折りにして素朴な感じの布巾にしました。緑の糸は刺繍糸です。うすい藤色はウメノキゴケの染め液を冷蔵庫で半年保存していたもの、色も変わらず、カビも匂いも無かったです。木綿はほとんど染まらないとのことでしたが、ほんとっに染まりませんでした。ただ、これは保存していたせいなのか、新鮮なものでもこの程度なのかはわかりませんが。