スピンドルの作り方

2月17日に作ったRim Weighted Spindleの作り方を、自分の覚え書きもかねて公開します。今回は、菜箸を芯にしています。



1. ワカン*1(金属製、内径4cm)と、菜箸、ビーズ(ガラス製、穴の大きなもの)、オリムパスのエミ−グランデ、レース針、針を準備します。写真の黄色いものは、マギーブイヨンの蓋です。Teaさんのブイヨンスピンドルと大体同じ大きさになります、重さは完成した時点で14gです。


 
2.ワカンを、エミ−グランデで編みくるみます、今回は3目ごとにビーズを通しました。ビーズは糸に必要数を最初に通す方法ではなく、かぎ針にかかっている目をそのつど通します。このほうがビーズがきっちり固定されると思いますが、このあたりは好みでしょうか。ビーズの数は、糸を対称に渡せるように12とか24がやりやすいと思います。心棒を固定する糸を渡すので、あまりきつきつにせず、少しワカンの地が見える程度にします。


 
3.ビーズをガイドに、放射状に糸を渡してゆきます。ビーズの穴には糸を通しにくいので、ビーズの下に糸を通します。隣のビーズの下に糸をわたし、同じように糸をかけます。糸が集まる中心がワカンの中心にくるようにバランスを考えて糸を渡して下さい。中心の糸が集まったところにバランスをみながら菜箸を刺します。


  
4.菜箸のまわりに、糸を平織りの要領で渡してゆきます。ワカンの上側の糸と下側の糸をペアにして、糸を渡すと自転車のスポークのようになってきれいに見えます。スポーク状の糸がピンと張るように、糸はきつめに編んでゆきます。
適当なところで、糸を中心に縫い込み、ホイールを固定するために、ホイールの上下を糸でぐるぐる巻き、木工用ボンドで糸端を止めます。

比較的長く廻るので、使いやすいです。ワカンやビーズをプラスチックのものに変えたり、ビーズをより密にしたりと、いろいろ工夫できそうです。

*1:確認したら、パーツ名は丸カンでした。