じゅずだまのスモッキングバック


4/21に大橋利枝子さんデザイン(集英社の雑誌「LEE」の2006年6月号付録)のスモッキングバックをアレンジしたものを載せました。今回は、それをさらにアレンジしたものです。スモッキングはヨーロッパの肌着や労働着がはじまりだそうです。襞をつけることで、保温性を高め、着物ように直線断ちの布が身体にそった仕立てになるのだそうです。10年くらい前の「毛糸だま」にスモッキングのシャツ(チュニク?羊飼いや農夫が着てる白いゆったりした作業着)を取材した記事があってその記憶なのですが、今は手許にはないのでうろ覚えです。少し前にテレビで放映されていた「ロード・オブ・ザ・リング-王の帰還-」でも、終盤、フロド・バギンズがベッドで目覚める場面で、彼の白いナイトガウンの肩口にもスモッキングがほどこされていました。今、日本で紹介されているスモッキングギンガムチェックの格子を利用して刺す(カウンターチェンジというそうです)ものが多いようですが、トラディショナルとよばれる模様のない生地にプリーツを寄せてから刺すものに挑戦してみました。プリーティングやステッチの詳細を明日から数回に分けて紹介したいと思います。
もち手を長くしてポシェットにしました。職場の同僚のお子さんへのプレゼントです。