染め

ユーカリ・シネリア

昨日染めた羊毛です。途中まで気付かなかったのですが、羊毛の束が重なったところにかなり色ムラが出てしまいました。濃い色は注意が必要です。梳いてみました。右が前に染めたユーカリ(タスマニアンブルーガム?)のレモン色です(あらら色が飛んでいます...…

媒染の力

夫の実家からいただいたユーカリ、写真のように枝や葉の縁が赤味がかかっています。お花屋さんでも売っているようなので、見分ける際に参考にして下さい。 染めた羊毛はただいま乾燥中です。なので、きちんとした写真はまだ撮れていないのですが、とりあえあ…

ユーカリ・シネリア?

ミョウバン媒染で、赤系のレンが色に染まるというユーカリ・シネリアで染めてみたかったのですが、なかなか見つけることができませんでした。でも、なんと、夫の実家に植わっていたのでした。お義母さんに頼んで、数枝いただきました。「続・ウールの植物染…

ウメノキゴケ染め上がりました

1月20日に仕込んだウメノキゴケで染めてみました。仕込みの詳細はこちらと、こちら。染め原液はこんな感じです。 ぶどうジュースのような赤味のある濃い紫色ですが、原液のままだと真っ黒にしか写らないので3倍くらいに薄めてあります。染めるときもこのく…

蓼藍の種

2月20日に御紹介した、 武庫川女子大学牛田研究室で、タデアイの種子の配付が始まったので送っていただきました。ひと粒はごま粒ほどの大きさです。写真は5粒を星形に並べたのですが、わかりにくいでしょうか?牛田先生は、より多くの方に、種から藍を育て…

思いどおりに染まりませんでした。

枇杷の葉で、羊毛を染めてみました。ずいぶん葉を増やして、煮だして2日程おいたものを使いましたが、あまり濃くは染まりませんでした。調べたところ、きれいな赤味を出すには、10月から12月の花が咲く前までの葉や材がよいそうです。福岡では花はとっくに…

ユーカリの油分

週末にまたまたユーカリで、今度は、糸ではなく羊毛を染めてみました。さて、前回は5gと少量の葉だったので気にならなかったのですが、今回は70gとまとまった量をきざんだので、火にかける前にすでにシップの匂いがプンプン、そして、なんだか手がべたべたし…

媒染剤

染めのしくみと助剤の役割についていろいろ調べていたのですが、検索が悪かったのか、いきなり錯体とか出てきて、ギブアップ。けれど、染色という作業は、深く化学が入り込んでいることだけは分かりました。 お台所での染色なもので、媒染剤はできるだけ安全…

色をまぜる

枇杷染めは、冬の間がよいらしいので、もう一度できるといいのですが。で、ユーカリのたまご色と、単糸どうしで縒り合わせたり、カーディングで交ぜて紡ぐとやさしい色を作れそうです。ユーカリも枇杷もウールには堅牢度もよく優秀な植物染料のようですし、…

修行中

ロムニーのスライバー30グラム紡いで双糸にしました。約150mありました。糸の表情を生かすものよりは、編み込み用の糸にしたいので、もう少し均一に紡ぎたいです。まとまった量を紡ぐと緊張感が続かず太くなったり細くなったり。まだまだ、ガチガチに緊張し…

タスマニアンブルーガム?

職場の近くで、目をつけていたユーカリの木、種類はあまり自信がないのですが、タスマニアンブルーガム(Eucalyptus globules)という種類のようです。シネレア(Eucalyptus cinerea)という種類なら、ミョウバンで美しいレンガ色に染まり堅牢度もよいのですが、…

ウメノキゴケ熟成中

1月21日に仕込んだウメノキゴケの染液ですが、順調に発色してきました。今は、まだ、アンモニアの匂いがするので、充分揮発するまでこのまま熟成させます。 薄めるとこんな赤紫色です。綿棒に染み込ませてみました。 試しに染めてみました。小さなガラス瓶…

魔女の鍋の中身

ウメノキゴケ(の仲間)の染色液ですが、黄緑色→茶色→赤紫に発色してきました。昼間写真が撮れなくて、色がわかるようにライティングして撮ったら、魔女の鍋に相応しい写真になってしまいました。 11世紀のスコットランドの荒野で、3人の魔女がぶつぶつ言って…

染液の準備

先週採集したウメノキゴケ(の仲間)から、染色液を作るべく準備をはじめました。汚れを取って1週間乾燥させたウメノキゴケの重さを量りました。ちょうど10gありました。うーん、もう少しあると思ったんですけど。 ハサミで切り刻んで、乳ばちですりました…

ウメノキゴケ(の仲間)採集

今日はお天気もよく、暖かく、洗濯もないので(^^)v、裏山に散歩に出かけました。暖かくて途中で手袋をとり、マフラーもはずし、セーターも1枚脱いじゃいました。山頂で桜についたウメノキゴケ(の仲間)を発見。 山を降りて、夫が見つけてくれていたケ…

羊毛染色の本を見つけました。

染めには手を出すまいと思っていました。鮮やかな色は市販の糸で、手紡ぎの糸はナチュラルカラーそのものを楽しもうと思っていたのです。その気持ちがコロッと変わってしまったのは、RUMIKOの糸づくりノートさんの染められたウメノキゴケから生まれた美しい…